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 ここ2年、羽根直樹は、リーグ落ちと即復帰を繰り返している。前期リーグ終盤から調子を上げ、7月から本局まで10勝1敗。8期連続在籍をねらう。

 羽根が10期ぶりにリーグに戻った7年前の第36期、林漢傑は初のリーグ入りを果たした。しかし残留争いで下位のリーグ順位に泣き陥落。久しぶりの復帰をめざす。

 黒番の羽根は1、5と小ゲイマにシマった。囲碁AI(人工知能)が多用する大ゲイマジマリ、二間ジマリが流行しているが、羽根は影響されない。

 白6とカカリひとつで8とシマったのは、林の趣向。黒は9と三間にハサんだ。

 白12の肩つきから14とヒラく石運びに、解説の小県真樹九段は首をかしげた。「黒が11と堅く守っているところなので、僕にはつらく見えます。白14では30の肩つきなど軽い態度でいきたい」

 黒が19とボウシしたところで昼休憩。林は70分投じて白20とトンだ。序盤から力が入っていると感じた。

 白24のツケを捨て石に30と連絡したのは、簡明な打ち方。白32のサガリは利きを増やそうとしたのだが、林は反省した。「さすがにしつこかった。狙いすぎでした」

(内藤由起子)

 消費 黒:1時間25分 白:2時間21分 (持時間各5時間)

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