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 2組決勝は世代の離れた対決となった。

 三村智保(50)は4度目のリーグ入りがかかる。初リーグは1990年の第16期だから、ちょうど許家元(21)の年齢のときだった。

 初の予選決勝となる許は、井山裕太の七冠を崩した昨年の碁聖奪取が鮮烈だった。ちなみに掲載日(2019年12月18日)のきょう、天元のタイトルをかけた井山―許の大一番が徳島で打たれる。

 本局は10月31日に打たれた。小目への小ゲイマガカリにハサまず、白6や黒9と受けるのが主流になった。

 黒11、白12から目新しい変化になる。許の黒17がカッコいい。対して白23と出るのは黒24、白A、黒22と割りツガれ、白は断点ばかり。三村は軽やかな白18のカケで返した。

 局後、許は白24までの分かれに不本意そうだった。「結果的に黒15の一子が悪手になり、黒19と23も石がダブっている。黒21の押しでBとサガる選択はあったと思います」と解説の加藤充志九段。

 白26、28のノビが気持ちいい。

(琴棋庵)

 消費 黒:35分 白:42分 (持時間各5時間)

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