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めまぐるしい攻防 囲碁名人戦第4局、1日目終わる

2009年10月7日

図拡大<途中図>先番・井山八段(82手まで)

写真立会人の片岡聡九段に封じ手が入った封筒を渡す井山裕太挑戦者(左)。奥は張栩名人=7日午後、仙台市太白区、村瀬信也撮影

 張栩(ちょう・う)名人(29)に挑戦者の井山裕太八段(20)が2勝1敗とリードして迎えた第34期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第4局は7日朝、仙台市太白区の茶寮宗園で始まり、午後5時31分、黒番の井山挑戦者が83手目を封じて1日目を終えた。8日午前9時に再開する。持ち時間各8時間のうち消費は張名人4時間、井山挑戦者3時間31分。

 序盤、挑戦者が放った右下黒23が強手。この手から難解な読み合いへ進み、めまぐるしく各所で戦いが続いた。1日目のほとんどの時間は、碁盤の下半分の攻防に費やされた。

 名人が白32で右下を一段落させれば、挑戦者はすぐに下辺を黒33と動いた。黒43、45から戦いは左下へ波及。黒は53の手筋で左下隅にくい込み、白は下辺の地を確保する分かれとなった。

 左辺白74で長い攻防が一段落。挑戦者が右下を黒75と備えて、名人の白76から碁盤の上半分の戦いへと移った。

 解説の高尾紳路九段は「両者、難しく打つものだと感心させられます。そして華麗に分かれるあたりがさすが。読みのすばらしさが表れています。2日目は右上一帯の白のさばき具合が焦点です」と話した。(伊藤衆生)

     ◇

 対局の模様はアサヒ・コムの囲碁のページ(http://www.asahi.com/igo/)で速報しています。

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