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囲碁名人戦、高尾九段が挑戦権 井山名人と9月対決

2010年8月5日

写真名人挑戦を決めた対局を振り返る高尾紳路九段=5日夜、東京都千代田区の日本棋院会館

写真高尾紳路九段

 第35期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は最終日の5日、高尾紳路九段(33)が7勝1敗で優勝を決め、井山裕太名人(21)への挑戦権を獲得した。高尾九段は2006年の第31期名人。井山名人との七番勝負は9月1日、大阪府吹田市のホテル阪急エキスポパークで開幕する。

 6勝1敗の高尾九段と張栩(ちょう・う)棋聖の名人経験者2人に絞られていた挑戦権争いは、この日、高尾九段が結城聡九段に勝って白星を伸ばしたのに対し、張棋聖が小県真樹九段に敗れ、挑戦者が決定した。井山名人と高尾九段が挑戦手合で対決するのは初めて。

 高尾九段は千葉市出身。故藤沢秀行名誉棋聖門下で14歳で日本棋院のプロ棋士になった。05〜07年には本因坊3連覇を達成した。今期の名人戦リーグは、前半戦をただ一人4連勝で折り返し、第5戦で張棋聖に敗れたものの、その後3連勝。07年以来となる名人戦七番勝負登場を決めた。

 リーグ戦は5日の4局で全日程を終了。溝上知親八段が勝って残留を決め、王銘エン(エンは王へんに宛)九段のリーグ落ちが決まった。リーグ落ちする3人は、王九段、山田規三生九段、小県九段となった。

 高尾九段の話 自分が勝っても(張棋聖との)プレーオフと思っていた。(挑戦者に決まったと聞き)びっくりしている。もう名人戦七番勝負には出られないと思っていたので、またこの舞台に立てるのがうれしい。井山名人は強いの一言。勉強するつもりで戦います。

 5日の結果は次の通り。(左が勝者。△先番)

小県真樹(2勝6敗) 2目半 △張栩(6勝2敗)

高尾紳路(7勝1敗) 中押し △結城聡(5勝3敗)

△山田規三生(2勝6敗) 半目 趙治勲(3勝5敗)

△溝上知親(4勝4敗) 3目半 坂井秀至(4勝4敗)

(全日程終了の王銘エンは3勝5敗)

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