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山下敬吾名人(34)と挑戦者の羽根直樹九段(36)が3勝3敗で迎える第37期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第7局が12日、甲府市の常磐ホテルで始まる。山下名人の初防衛か、羽根挑戦者の初奪取か。本局の勝者が今期の名人位に就く。
8月下旬に開幕した七番勝負は山下名人の先勝に続いて羽根挑戦者が連勝。名人が第4、5局を制して防衛にあと1勝と迫ったが、挑戦者もカド番をしのいで追いつき、4期ぶりの最終局決戦にもつれこんだ。
対局は持ち時間各8時間の2日制。午前9時に開始され、13日夜までに決着する。立会人は王立誠九段。先番(黒番)は改めて「握り」によって決める。
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対局の模様や棋譜中継は朝日新聞デジタルで。会員はパソコン版(http://www.asahi.com/igo/)を通じて「ニコニコ生放送」の中継も見られます。
剛腕・山下敬吾本因坊が井山裕太名人を4勝2敗で破り、タイトルを奪取した七番勝負を観戦記で振り返る。ほか、挑戦者決定リーグ戦全37局(プレーオフを含む)の棋譜、朝日新聞紙上に載った記事や写真なども収録。
史上最年少で名人となった井山裕太名人の初の打碁集。名人奪取までに打った17局を自ら振り返る。坂田栄男、趙治勲、小林光一ら歴代名人7人が見た井山評も。
囲碁界第一人者の張栩十段が、これまでの棋士人生で培われた、自らの勝負哲学を明かす。
初防衛を目指す山下敬吾名人と挑戦者・羽根直樹九段の揮毫入り。対局開催地と日本棋院だけで販売の限定品
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