山下敬吾名人(34)への挑戦権を一流棋士9人が争う第38期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)が6日、開幕した。
出場者はシード順に(1)羽根直樹九段(36)(2)井山裕太本因坊(23)(3)河野臨九段(31)(4)高尾紳路九段(36)(5)張栩棋聖(32)(6)溝上知親八段(35)(7)結城聡九段(40)(7)坂井秀至八段(39)(7)村川大介七段(21)。月4局のペースで来年8月までに総当たり戦全36局を行い、優勝者が名人挑戦権を獲得する。
この日は東京の日本棋院で2局打たれ、高尾九段が坂井八段に、張棋聖が村川七段に勝った。
結果は次の通り(左が勝ち。△は先番)
△高尾紳路(1勝0敗) 中押し 坂井秀至(0勝1敗)
△張栩(1勝0敗) 中押し 村川大介(0勝1敗)
剛腕・山下敬吾本因坊が井山裕太名人を4勝2敗で破り、タイトルを奪取した七番勝負を観戦記で振り返る。ほか、挑戦者決定リーグ戦全37局(プレーオフを含む)の棋譜、朝日新聞紙上に載った記事や写真なども収録。
史上最年少で名人となった井山裕太名人の初の打碁集。名人奪取までに打った17局を自ら振り返る。坂田栄男、趙治勲、小林光一ら歴代名人7人が見た井山評も。
囲碁界第一人者の張栩十段が、これまでの棋士人生で培われた、自らの勝負哲学を明かす。
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