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< 第29期名人戦挑戦者決定リーグ第11局 >
  先手 ●今村俊也 九段     対   後手 ○小林覚 九段

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棋譜

18コウ取る(8)

1〜21手

小林の発想

 まず黒21までを目で追うか、盤に並べていただこう。序盤に明るい読者なら、いくつかのかすかな違和感をおぼえるのではないか。

 たとえば白8のカケ。白Aと先にハサんで黒Bと交換してから白11とトブか8とカケる方が普通だろう。

 黒9、11の出切り以下型どおりに進んだときの白20もそう。こうノビて戦うからには右下に白の応援があるのがのぞましいのに、実際は黒が待ち構えている。だから20では白21からアテ、黒C、白D、黒Eと露骨に決めて、白Aに回るくらいではないか。

 もちろん、そんなことは小林覚も承知だ。しかし小林の発想法は一般とはやや異なる。だれもやらない手や不利とされている型をあえて試み、本当に悪いのか、不利としたらどの程度のものなのか、確かめたくなるという。未知の領域にとび込む勇気をだれよりも持っているのだ。

 苦しい予選を勝ち抜いてリーグ入りを果たした両者だが、明暗ははっきり分かれている。今村俊也は前局の手入れ問題をめぐるドラマチックな結末に、勝利の女神がほほえんで連勝。関西方面では、このまま突っ走って挑戦者にと期待する声も出始めたとか。一方小林は、連勝しておかしくない内容なのに連敗。女神の気まぐれはどこまで続くのだろう。

 さて白20、黒21とノビ合って、大いに戦わんかなの場面。小林の探求心が裏目に出て、早くも白は大変なピンチを迎えている。 [次の譜へ]

(春秋子)

2004年3月23日


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