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< 第29期名人戦挑戦者決定リーグ第17局 >
  先手 ●今村俊也 九段     対   後手 ○張栩 本因坊

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棋譜
1〜19手

奇跡の人

 解説は久しぶりに藤沢秀行名誉棋聖が務める。

 すごい先生である。78歳になった昨年、前立腺がんを宣告された。胃がん、リンパがんに続く3度目の大病だ。骨まで侵された末期がん。「いよいよお迎えがきたなと思った」という。ところがつい最近検査したら、がんはきれいに消えていた。「あの人はバケモノです。医学の常識では信じられません」と主治医は首をかしげたとか。

 奇跡の人とは藤沢のことをいうのだろう。今回の治療中も前2回と同じように、若手を集めての研究会や合宿を休まなかった。電話や手紙で教えを請えば、どんどん明らかにするし、面白い局面を見つけては、「どう打つべきか考えろ」と命令する。余談だが、健康法と称しての競輪場や競馬場通いも毎日のよう。とにかく大変な先生だ。

 折り返し点の第5ラウンドに入っての初戦は、市谷の桜が満開の4月1日に打たれた。前ラウンドで初黒星を喫したとはいえ依然首位戦線を行く張栩と、2連勝後の2連敗で勢いに陰りの出てきた今村俊也。しかしわずか1ゲーム差だ。今村が勝てば並んで、混戦のリーグが続くことになる。

 黒1と3に2分ずつ使って、気息を整える今村に対し、張は白4と6に5分ずつ。スタートから気合が張っている。二間高ガカリからあき隅を占める現代流に、今村も黒7の大ゲイマガカリで応ずる。黒9以下は定石手順だが、19のマゲが遠くて低い白8をにらんだ趣向だった。ここで藤沢解説者の待ったがかかった。

[次の譜へ]

(春秋子)

2004年5月11日


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