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< 第29期名人戦挑戦者決定リーグ第30局 >
  先手 ●小林覚 九段     対   後手 ○王銘エン 九段

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棋譜
21〜28手

上村九段のこと

 対局室と記者室の空気が重苦しいのは、挑戦者争いを大きく左右するためだけではなかった。2日前に上村邦夫九段の葬儀がおこなわれたことも影響しているのだろう。

 上村九段といえば、5月なかばに掲載された山下敬吾−王銘エンの解説を担当したばかりだった。病院に磁石碁盤を持ち込んで取材したのだが、対局者の気がつかない好手を再三にわたって発見。解説者のつとめを立派に果たしたものである。

 「ひとまねをするな。自分で考えろ」が若い棋士に対する故人の口ぐせだった。その上村九段が本局を見れば、よろこぶのではないか。前例がまったくなく、自分の頭で解決しなければならない場面の連続だから。

 黒21、強手。黒Aのツケコシと23のツケを同時に狙っている。王の白22は黒Aへの備え。ここに石があれば、Aはこわくない。参考図の白1は利かされと判断したか。しかし黒2に白3とツゲば、すぐ打つかどうかは別として白7、9の利かしが好調になり、白が打てたのではないかと、三村解説者。

 黒23、25は当然。解説者の指摘は続く。

 「私だったら27で黒Bと押します。以下白C、黒D、白E、黒F。一本調子になるのを小林さんは嫌ったのでしょうが、有力だったと思います」

 白28は33分の長考だった。 [次の譜へ]

(春秋子)

2004年8月10日


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