アサヒ・コム

 

メインメニューをとばして、本文エリアへ 朝日新聞社からアスパラクラブクラブA&A携帯サービスWeb朝日新聞サイトマップ文字拡大・音声

天気住まい就職・転職BOOK健康愛車教育サイエンスデジタルトラベル囲碁将棋社説コラムショッピングbe

< 第29期名人戦挑戦者決定リーグ第32局 >
  先手 ●山田規三生 八段     対   後手 ○今村俊也 九段

別ウインドウで開きます打ち手再現 | 使い方

棋譜
1〜19手

過剰なほど慎重

 ブザーがなって1分。やっと山田の手が碁器に伸びた。今村も負けず、2手目に5分をかける。シード順が最下位のふたりは、3敗を喫したとたんリーグ落ちの可能性が生じた。本局に負けた方は、首筋が寒くなる。

 本譜で注目して欲しいのは、右上の黒が5、7と連打した形だ。黒の厚みをめぐって、布石が展開する。

 黒13の二間トビに、白は14と受けた。じっくり構えるのは今村らしい。しかし右上の厚みを生かして、黒15と打ち込んで戦ってくるのはみえみえだ。「参考図の白1は無理でしたかね」と、今村は検討でまずきいた。ツケて厳しく急がすべきかどうか悩んだという。「一例ですが白29までとなれば、下辺、白の幅が生きてきます」と今村の師匠で解説役の苑田勇一九段。今村は「ツケるほうが感じは出ていましたか」。

 山田は予定通り、黒15と打ち込んで17にカケた。しかしこれが山田、最初の後悔になる。「黒Aとトンでおくのでした」。白18のトビに黒Bと競るほうがいそがしく、右上の白4、黒5の交換が悪手になりそうな展開だ。白10の1子にも責任が生じる。

 黒19までノータイムで打たれたのは一手もない。両者とも過剰なほどの慎重な立ち上がりだ。もう午後1時半を過ぎている。 [次の譜へ]

(内藤由起子)

2004年8月24日


関連情報

検索 使い方

キーワード入力

朝日新聞サービス

ここから広告です
広告終わり

囲碁ピックアップ

ねっとde碁

名人戦名局百選

▲このページのトップに戻る

asahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
Copyright Asahi Shimbun. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission