アサヒ・コム

 

メインメニューをとばして、本文エリアへ 朝日新聞社からアスパラクラブクラブA&A携帯サービスWeb朝日新聞サイトマップ文字拡大・音声

天気住まい就職・転職BOOK健康愛車教育サイエンスデジタルトラベル囲碁将棋社説コラムショッピングbe

< 第29期名人戦七番勝負第6局 >
  先手 ●張栩 挑戦者     対   後手 ○依田紀基 名人

別ウインドウで開きます打ち手再現 | 使い方

棋譜
1〜6手

名人本因坊誕生

 「めちゃくちゃだったな」と顔をしかめ、肩を落とす依田紀基名人。無言で盤上を見つめる張栩挑戦者。11月4日午後7時36分、名人交代の瞬間は、静かに訪れた。

 ご承知の通り、張栩が新名人となった。名人、本因坊の2冠は史上5人目で、最年少24歳での達成だ。両者が死力を尽くした、シリーズ屈指の名局をご覧いただきたい。

 開始6分前、「おはようございます」とはっきりとした声でいいながら、鶸茶(ひわちゃ)色の羽織姿で名人が対局室に顔を見せた。続いてすぐ張が入り、一歩立ち止まって「おはようございます」と頭を下げた。盤の前に座ると張は碁盤と碁笥(ごけ)をふき、名人が腕時計をはずして水を飲む。これも今シリーズ「定石」の光景だ。

 メジロやシジュウカラのさえずりだけが響く中、張が第一着を打ち下ろす。今期はすべて同じ場所の小目でスタートとなった。

 対局場の「わかつき別邸」は元内閣総理大臣・若槻礼次郎の別荘を旅館にしたもの。豊かな自然に囲まれた静岡県伊東市内にあり、やってくる野鳥の種類も多い。

 報道陣が退席するのを待ったかのように、3分たつと、名人は石音高く白2を打ちつけた。黒5の小ゲイマガカリに白6とカカり返したのをみると、盤上はちょうど白黒対称になっている。これには名人の思いがあった。 [次の譜へ]

(内藤由起子)

2004年12月7日


関連情報

検索 使い方

キーワード入力

朝日新聞サービス

ここから広告です
広告終わり

囲碁ピックアップ

ねっとde碁

名人戦名局百選

▲このページのトップに戻る

asahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
Copyright Asahi Shimbun. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission