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平成の「囲碁地図」占う大一番

石田芳夫九段に聞く




石田芳夫九段
石田芳夫九段
戦力分析グラフ

 張栩本因坊はリーグ半ばで単独トップに立ちながら、最終局の25世本因坊趙治勲戦ではカド番に追いつめられ、同率決戦をくぐり抜けた。前期の山下敬吾挑戦者が、リーグ8戦全勝でひのき舞台に出たのとは対照的です。

 過去の七番勝負では往々にして、苦労して挑戦者になった方がよく戦っている。

 2人は本因坊戦に続く激突。本因坊戦は4勝2敗で張君が勝ったが、内容は五分。むしろ名人にチャンスは多かった。

 名人は終盤に時間がなくなり、ミスが出て敗れた印象が強い。名人戦では依田さんが終盤に時間を残すよう改めるかが注目点です。名人の碁の特徴は手厚さにある。「もっとよい手はないか」と探求する点で趙治勲さん系だ。

 挑戦者は対照的に地に辛く、割り切りが早い。岳父の小林光一九段と似ている部分がある。

 戦力を分析すると、グラフのように布石は名人に一日の長があり、ヨセは挑戦者に分がありそうだ。ほかは優劣は全くなく、勢いでやや挑戦者優位とみる。ただし、挑戦者は誰しも騎虎の勢いがあるというにすぎず、総合力は互角だろう。

 5連覇がかかる名人は背水の陣で、死力を尽くして防衛を目指すはず。力こぶが入る一方、精神的負担は大きい。逆に挑戦者は本因坊を防衛しての挑戦だから、気分的な負担は軽い。名人と本因坊の二冠を手中にすれば当代の第一人者。好機です。

 依田名人は5連覇すれば「依田時代」と「大名人」を不動のものにできる。平成の囲碁地図を占う重要な大一番です。

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