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< 第30期名人戦挑戦者決定リーグ第2局 >
  先手 ●王銘エン 九段     対   後手 ○山田規三生 八段

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棋譜
1〜16手

悲しい碁界

 言葉が出てこない。

 加藤正夫九段(日本棋院理事長)が倒れる1週間ほど前、記者は仕事で一緒になった。会議の合間に時間を取ってくれ、小走りにやってきたのをなぜかよく覚えている。

 棋士3人による検討会という企画。それはそれは楽しそうだった。取材終了後も加藤さんは他の碁を並べ、再び長い検討が始まった。同席の小松英樹九段が「あんなにうれしそうな加藤先生は久しぶりですね」と驚いていたほどだ。

 碁が好きで棋士になった。碁が大切だから日本棋院の運営にたずさわり理事長職も引き受けた。それなのに、なぜ、こんなことに。今はただただ安らかにと手を合わせるしかないが、目を閉じるたびにあの、人なつっこい笑顔が浮かぶ。悲しくてたまらない。

 ただ、いちばんの供養になるのは、我々アマチュアが碁をもっともっと楽しむことだろう。さっそく盤面に移ることとしよう。

 「おそらく白16までは、王さんが予定していた中の一つでしょう」と解説の大矢浩一九段。黒1、5の構えでは白8で右辺を割り打つ気になれない。白のカカリは当然だろう。そこで黒9から右辺を盛り上げる。

 もし黒5がAにあったらと考えれば分かりやすい。白は8でBがピッタリだ。立体化をもくろんだ黒7もぼやけてくる。

 実戦も右辺を割られたが、白Bではないのがささやかなよろこび。さて、どちらからツメるか。右下に厚みが控えている、というのがヒントです。 [次の譜へ]

(松浦孝仁)

2005年01月18日


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