1〜25手
違和感
リーグ参加9人のうちで小林九段、今村九段とも「ただ一人」の境遇にある。リーグ最年長45歳の小林九段はただ一人、お孫さんがいる。今村九段(38)は関西棋院の渉外担当常務理事で、役員兼任はただ一人だ。
盤外はさておき、シード順2位の小林九段と3位の今村九段。挑戦権獲得の好位置にいる2人の今期リーグ初戦である。
午前10時に打ち始め、11時に黒19。読者は、どちらが打ちやすいと感じられるだろうか。
両対局者とも黒乗りを認め、解説の小松英樹九段は野球に例えて「2回で黒が1点先取したかどうかほどの差はついた。白18に『一手』の感じがせず、違和感がある」。
白10では上辺Aか一路左の方が、バランスはよい。それよりも白が立ち遅れ気味となった一因は白14にありそうだ。
小松「14では参考図の白1と切ったあと、白5と左上にカカった方がよかっただろう」
今村九段も「黒15、17と要所を占められては黒の構想がぴったりで、既に白の形勢が悪い。白18はいかにも幅が狭くて困った」と悔やんだ。
昼の休憩を挟んで四線の黒25まで、左辺の黒は結構な地となりそうだ。
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(明窓庵)
2005年02月01日