アサヒ・コム

 

メインメニューをとばして、本文エリアへ 朝日新聞社からアスパラクラブクラブA&A携帯サービスWeb朝日新聞サイトマップ文字拡大・音声

天気住まい就職・転職BOOK健康愛車教育サイエンスデジタルトラベル囲碁将棋社説コラムショッピングbe

< 第30期名人戦挑戦者決定リーグ第5局 >
  先手 ●依田紀基 碁聖     対   後手 ○小県真樹 九段

別ウインドウで開きます打ち手再現 | 使い方

棋譜
1〜25手

悲しみを越えて

 1月6日は新年の初対局日。いつもは緊張した中にも華やいだ空気につつまれる日本棋院も、重苦しさが支配するだけだった。1週間前に日本棋院理事長の加藤正夫九段を失った悲しみは、誰の胸にも共通している。

 この日は通夜。席上、弟デシの武宮正樹九段は号泣したという。記者が参列した翌日の告別式でも、目をはらした人が多かった。これほどの哀惜をもって送られた棋士もいないのではないか。

 しかし、盤上では悲しみを追い払わねばならない。まして新年の第一局だ。挑戦あるのみの依田ははずみをつけるため、小県はリーグをかきまわし、自身が浮上するためにも負けられない。

 新年のあいさつはなく、一礼して対局開始。「花の昭和55年入段組」で藤沢秀行名誉棋聖の合宿でも長いあいだ一緒だった。東京と中部に分かれていても、気ごころの知れた仲だ。関西の今村俊也も同じ。実績は大きく依田に後れをとったものの、これから追いかけても遅くはあるまい。

 黒番依田は先行策。10年ほど前までは、黒19で20に挟撃するか、黒Aとカケて中央を厚くするのが主力だったが、いまは手抜きによる足の早さが重視されている。

 対する小県は白22、24に合計30分をついやし、つかず離れずの待機策。

 「辛抱しましたね。利かされ気味なので、ほかの手を選びたい気がするけれど、白Bではぬるそうだし、白Cとハサむのでは黒Dかその下に動かれ、忙しくなるのを嫌ったのでしょう」と、武宮解説者。 [次の譜へ]

(春秋子)

2005年02月08日


関連情報

検索 使い方

キーワード入力

朝日新聞サービス

ここから広告です
広告終わり

囲碁ピックアップ

ねっとde碁

名人戦名局百選

▲このページのトップに戻る

asahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
Copyright Asahi Shimbun. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission