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< 第30期名人戦挑戦者決定リーグ第9局 >
  先手 ●山下敬吾 天元     対   後手 ○小林覚 九段

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棋譜
1〜16手

趣向

 いつもと違う碁が打ちたい。たまに、そんな気分になる。模様派が実利派になったり、攻撃的な棋風を封印してしのぎ勝負を挑んだり。面食らった碁敵が戸惑ってくれれば勝率はアップするものの、冷静に対処されると勝ち星はなかなか増えないものだ。

 プロの対局でも趣向はたびたび現れる。中には絶賛されるものもあるが、勝利に結びつく割合はアマチュアと同じく、そう高くはない。

 山下は第一線に出てくる直前、「天元」や「5の五」といった序盤作戦で話題を独り占めした。記者はそんな碁を見ただけで感心したものだが、棋士の見かたは少し異なる。「勝つんだから山下はすごい。負けたら笑われるだけだからね」

 さて盤面。本局序盤の主役は山下ではなく、小林のほう。まずおやっと思わせるのは白4だ。

 「第1ラウンドの対今村俊也戦で、黒番の小林さんは白4とカカられていました。自分でも試したくなったのでしょう」と解説の小松英樹九段。

 右辺は黒の勢力圏。黒5のハサミは当然だ。白6から8が気合なら、右上隅を手抜きした黒9も気合。どんどん前例のない布石になっていく。白10に割って入り、早くもきな臭い。

 小松「黒11でAなら固い。実戦は白の仕掛けを誘っています」

 白は12のボウシから黒石を13、15に導き、その調子で16にツケる。これが小林の趣向だ。2戦2勝で迎えた第3ラウンド。大事にいきたくなるものだが、小林は大胆に突き進む。 [次の譜へ]

(松浦孝仁)

2005年03月16日


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