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< 第30期名人戦挑戦者決定リーグ第25局 >
  先手 ●坂井秀至 七段     対   後手 ○趙善津 九段

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棋譜
1〜23手

らしさ

 「趙善津はリーグ残留の可能性があるのかな」と記者室で話題になると、すかさず結城聡九段が「落ちるのが決まっているそうですよ。坂井君が計算したって」。戦う前に相手の士気を調べておこうというのは、いかにも坂井らしい。リーグ優勝を狙う坂井にとっては、当然の準備ともいえよう。

 白8の一間高ガカリに、坂井は黒9と上にツケた。黒5が待っている左辺方面に向かいたくない白は10とツケ返す。

 坂井はノータイムで、黒13とアテ、15にオサエ込み、珍しい形に導いた。黒23までの姿にはほとんどが「見たことない」という声の中で、高木祥一九段だけが「10年以上も前に本で解説したことがあるのだけど。呉清源九段が打ったはずなのに、全集を探しても見つからないんだよね」。

 「瀬越憲作八段(当時)対呉清源八段(同)戦で出ていると、師匠の小林光一九段が研究会でいっていました」と解説役の大矢浩一九段。たしかに1943年に打たれた棋譜が残っている。本局とは白黒逆で、オサエ込んだのは瀬越。呉は白22でAにノビている。昔の碁がぱっと浮かぶあたりは、いかにも小林九段らしい。

 実は、坂井は本田邦久九段との手合で経験があったという。関西棋院どうしの棋譜は、日本棋院にはあまり流通していないのが、皆が知らなかった原因のひとつだろう。

 ここで趙の手が止まった。すでに未知の世界。最初の勝負どころを迎えた。 (内藤由起子) [次の譜へ]

2005年06月28日


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