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< 第30期名人戦挑戦者決定リーグ第31局 >
  先手 ●山下敬吾 天元     対   後手 ○趙善津 九段

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棋譜
1〜21手

久々の山下流

 対局開始のブザーが鳴っても、山下敬吾はしばらく盤上を見つめていた。1分たって打たれた初手は、目はずし。さらに右下も黒3と目はずしを占め、5と大ゲイマに構えた。山下といえば、天元や「5の五」など中央志向の布石で一世を風靡(ふうび)したが、最近はすっかりなりを潜めていた。

 久しぶりの山下らしい布石に、趙善津も協力する。黒11のカカリに白12とハサまず受け、黒13のヒラキを許す。黒模様をじゃまするそぶりも見せないどころか、さらに白14、16と我が道を行く。「ほう、ソンジンは悠然としているねえ」と大矢浩一九段。解説役の小林光一九段は「白の着点も文句なしです。まずは大場を占めておかないと。あわてて消しに向かうのは、損になります」。

 白16までで辺への展開が終わると、山下の手が止まった。

 20分ほどかけて黒17と天元脇に模様を広げる。白も18、20の2手で1時間近くを費やした。「すでに過去にない場面です。中央の模様の取り方、間合い。このあたりが碁のもっとも難しいところで、時間を使うのは当然。あとで省みると、勝敗の岐路があることが多いものです」と小林九段。黒21とケイマし、黒模様がはっきり浮かび上がってきた。

 判断が難しいことだらけの中、本局の焦点ははっきりしているという。

 黒3、5のシマリが効率よくなるか、甘くなるか、だ。右下を意識しつつ、白が次に向かったところとは。 (内藤由起子) [次の譜へ]

2005年08月09日


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