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第30期名人戦七番勝負 第2局

  ●小林覚 九段   対   ○張栩 名人
  9月22、23日 JALリゾート シーホークホテル福岡(福岡市)

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終局直後の張栩名人

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終局直後の小林覚九段

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局後の検討をする張栩名人(右)と小林覚九段

終了図・241手まで

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現地の大盤解説会で解説するマイケル・レドモンド九段(右)と祷陽子五段

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小中学生の高段者3人を相手に指導碁を打つ小松英樹九段(左)

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ホテルロビーの巨大な吹き抜け。ガラス越しに明るい日差しが注ぐ

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名人戦第2局をやさしく解説する鈴木七段(右)と梅沢五段=朝日新聞東京本社で

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大盤解説会に集まった子どもたち=朝日新聞東京本社で

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2日目の両対局者の昼食メニュー

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検討室でマイケル・レドモンド九段(中央)、石田芳夫九段(左)らの解説を受ける子どもたち

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対局室の様子を熱心に見つめる子どもたち。手前は小林覚九段

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小林覚九段が57手目の封じ手を記した棋譜と、それを入れた封筒

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張名人(左)と小林九段が前日の56手までを並べ直し、対局が再開された=23日午前9時すぎ

  1日目 | 2日目

張栩名人が2連勝 囲碁名人戦第2局

 福岡市のJALリゾート・シーホークホテル福岡で打たれていた第30期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第2局は、2日目の23日午後3時54分、張栩(ちょう・う)名人(25)が挑戦者の小林覚九段(46)に241手までで白番6目半勝ちし、通算2勝0敗とした。持ち時間各8時間のうち、残り時間は名人1時間22分、挑戦者1時間28分。第3局は28、29の両日、甲府市で。

 攻勢に出た挑戦者に対して、名人は地合いで先行しながら強気のしのぎをみせ、勝ちきった。

 上辺から中央に伸びる白の一団の攻防が焦点となった2日目は、封じ手の黒57から開始。挑戦者は攻めの調子で黒69、71と勢力を張り、検討室では一時「黒好調か」の声も出た。

 だが、黒73に白74、76から右下を荒らしたのが大きく、黒は地合いで追いつきにくい形勢になった。細かい勝負だったが、挑戦者は終盤に精彩を欠き、差が開いた。

 解説の小松英樹九段は「攻められても相手の弱みをつきながら巧みに応じる、名人の得意パターンが出た一局でした」と話した。

 《張名人の話》白84で中央が連絡し、左辺白86に回ったあたりで少し打ちやすくなりました。

 《小林九段の話》黒73は76と右下を囲うべきでした。それならば、いい勝負だったかもしれない。

(09/23 18:45)

*   *   *

形勢は逆転?

 検討室では、午前中までは「黒がやや打ちやすい」との見方が多かったが、午後3時ごろを過ぎ、大ヨセに入ったころ、「白優勢」の声が出始めた。黒の攻めが甘かったか。

(09/23 15:45)

*   *   *

現地の大盤解説会も人気

 対局場のJALリゾート・シーホークホテル福岡でも、午後2時半から1階の大広間「アルゴス」で大盤解説会が開かれている。解説はテレビ出演などでも人気のマイケル・レドモンド九段、聞き手は祷(いのり)陽子五段。一手一手を丁寧に解説する2人に、約160人の囲碁ファンは熱心に聞き入っていた。「次の一手」予想クイズなども行われた。

 3連休の初日の祝日とあって、ホテルでは結婚式などのパーティーも数多く開かれている。ジャングルを思わせるような緑が印象的な巨大な吹き抜けのロビーには、美しく着飾った人々が行き交う。華やかなホテルの一角で、真剣勝負が続いている。

(09/23 15:35)

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小松九段が飛び入りで指導碁

 対局が行われている福岡市のJALリゾート・シーホークホテル福岡では、午前10時半から、前日に続いてプロによる指導碁があった。祝日とあって、事前応募した対局者は高校生以下を優先。小中学生を中心とした子どもたちが、あこがれのプロと熱戦を 繰り広げた。

 マイケル・レドモンド九段、祷(いのり)陽子五段、武宮陽光五段がそれぞれ10人と対局。さらに、トッププロの小松英樹九段が自ら申し出て、思いがけぬ飛び入りが実現。五、六段の小中学生3人と対局した。

 北九州市の小学6年生、矢次右京君(12)は将来プロをめざす五段。雑誌の小松九段の記事は欠かさず読むという大ファンだ。対局後、「ぜんぜんかなわなかった。まさか対局できるとは思わなかったのでうれしい。『石がつながるように打っていくように』とアドバイス もしてもらいました」と、興奮を隠しきれない表情で語った。

 対局の解説者もつとめる小松九段は「抽選に漏れて見学している人もいると聞いたので、僕もお手伝いできれば、と思いました。3人はなかなか強かった。僕自身も福井で碁を覚えて、周りのみなさんに優しくしてもらった思い出がある。地方で碁を学ぶ良さを知っています。九州は囲碁も盛んだし、強くなる条件がそろっている土地だと思います」と話していた。

(09/23 15:30)

*   *   *

大盤解説会に子どもたちの元気な声

 東京・築地の朝日新聞東京本社2階では、午後2時から「子どものための大盤解説会」が開かれている。抽選で選ばれた小中学生約70人と父母ら130人余が参加。仙台や新潟から来た子どもたちもいた。

 鈴木伊佐男七段と梅沢由香里五段が、大盤を使って第2局を初手から並べ直し、ポイントをやさしく解説した。鈴木七段が「この形はなんていうの?」と問いかけると、場内からは元気な声で「捨て石」。梅沢五段は「よく知ってますねえ」と感心していた。鈴木七段は子どもたちに「盤面の石は自分の分身なんだから、大事にしてあげないとだめだよ」とアドバイス。梅沢五段は「自分の石は仲良くさせて、相手の石は分断するのが強くなるコツ」と伝授した。

 このあと、子どもたちは両棋士と囲碁インストラクターの林浩美さんによる指導碁や、張名人出題の詰め碁を楽しむ。

(09/23 14:55)

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昼食は鍋焼きうどん

 2日目の両対局者の昼食は海老天ぷらつきの鍋焼きうどんをメーンに、手造り豆腐、明太子、鯛酢炊き、巻寿司が出された。疲れもたまってくるころとあって、「消化によいものを」という気配りを感じさせるメニューだ。鯛酢炊きは鯛の頭(カマ)の部分を 一度揚げて、やわらかい酢を利かせた汁で炊いたもの。香草の香りも漂い、さわやかな 味だった。食後にはメロン、無花果(いちじく)、柿のデザートがついた。

(09/23 13:45)

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対局再開

 名人戦第2局の2日目は午後1時に再開した。小林九段の89手目は6の十五。

(09/23 13:05)

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昼食休憩

 第30期囲碁名人戦第2局の2日目は、小林九段が89手目を考慮中に昼食休憩に入った。

 ここまでの消費時間は張名人が5時間11分、小林九段が5時間15分。対局は午後1時に再開される。

(09/23 12:00)

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ツグやツガざるや

 黒83のノゾキに、名人はなかなか白84にツガなかった。

 検討室の山田規三生八段は、84で「15の十一」にコスんで、黒84とあえて切らせる変化を研究していた。この変化は、右上から伸びる黒の一団にも不安があるため、攻め合いや死活のからむ深刻な展開になる。

 名人がなかなかツガないため、そうなる雰囲気も十分にあった。白84が打たれ、山田八段は「コスんでほしかったな」。取材陣らギャラリーを意識した発言だ。

(09/23 11:35)

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挑戦者、厳しい一手

 挑戦者は、白72に黒73とカドに迫った。厳しい一手で、検討室からは「かっこいい」「勝てば、絶賛の一手になる」との声も。

 白74に黒75と戻る形がよく、今度は左辺一帯がふっくらとしてきた。白76に黒77と受け、依然として攻めを継続。白は、少し形がよれた印象だ。

(09/23 11:30)

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黒の攻勢続く

 挑戦者は、黒65から69と上辺の白にプレッシャーをかけ続ける。攻めながら、下辺の白2子を大きく取り込もうという狙いだ。

 白70のコスミに対し、さらに「10の十三」へケイマする手が中央に利けば黒は理想。だが、白は気合で下辺に先行するだろうと検討陣はみていた。案の定、挑戦者はケイマせずに黒71に回った。

(09/23 10:30)

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子どもたちが対局再開見守る

 名人戦第2局2日目の23日、名人戦の雰囲気にふれてもらおうと、囲碁ファンの子どもたちが対局場に招かれ、対局再開の瞬間を見学した。

 集まったのは事前の一般応募で選ばれた6歳から中学3年生までの26人。午前8時半すぎに対局室の続き部屋の和室に入り、正座して両対局者の入室を待った。立会人の石田芳夫九段が「まだ時間が早いので、ずっと正座していると足がしびれちゃうぞ」「一番強い子は何段ぐらいかな」と気さくに話しかけると、緊張した面持ちの子どもたちからも笑顔がこぼれた。

 張名人、小林九段が子どもたちの間を通って入室すると、あこがれの表情で見上げる子どもたちが「おはようございます」とあいさつ。張名人は「おはようございます」と静かな声で応じた。小林九段は子どもたちの姿に顔をほころばせ、着席すると「何人来ているの?」と立会人席にたずねていた。両対局者が前日の手を並べ直し、小林九段が封じ手を打って対局が再開される様子を、子どもたちは伸び上がるようにして熱心に見つめていた。

 その後、退室した子どもたちは対局室に隣接する検討室も見学。マイケル・レドモンド九段らプロの解説を聞いたり、モニター画面に映る盤面に見入ったりしていた。 北九州市の小学5年生村上絢音さん(11)は幼稚園のころに囲碁を始め、現在は二段。あこがれの強豪をひと目見たいと、友人と一緒に早起きしてやって来た。「二人ともすごい集中力を感じました。自分も少しでも近づきたい」と、感動さめやらぬ様子で話した。

(09/23 10:00)

*   *   *

対局再開

 23日午前9時に2日目の戦いが始まった。両対局者が、56手までの手順を並べ直したあと、立会人の石田芳夫九段が、封じ手を開封した。

 前日夕、小林挑戦者が封じた黒57は「11の四」の出。予想通りの一手だった。立会人らが退席したあと、張名人は白58のアテから上辺の一団を整形。ぱたぱたと白64まで進んだ。

(09/23 09:35)

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