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第30期名人戦七番勝負 第3局

  ●張栩 名人   対   ○小林覚 九段
  9月28、29日 常磐ホテル(甲府市)

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終局後の食事会で、張栩名人が七路盤に自作の詰碁を並べた

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終局直後の張名人

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終局直後の小林九段

終了図・213手完

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検討室では「黒優勢」の声が高まっている。検討を重ねる武宮正樹九段、王銘エン九段、趙善津九段ら=29日午後3時35分

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戦況を解説する王銘エン九段(右)と加藤啓子四段(左)。王九段の明快な解説は、囲碁ファンの間で人気を得ている=29日午後

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両対局者の昼食。海鮮丼(鮪・目鯛・紋甲烏賊・北寄貝・ずわい蟹・甘海老・イクラ・椎茸・錦糸玉子・がり)、稲庭うどん、果物(石和柿・りんご)

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離れの「九重」の間が対局室にあてられている=甲府市の「常磐ホテル」で

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封じ手を記した棋譜。小林覚九段は、16の十四に○印をつけた

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封じ手を読み上げる立会人の武宮正樹九段=29日午前9時すぎ

  1日目 | 2日目

張名人が中押し勝ちで3連勝 初防衛へあと1勝

 甲府市の常磐ホテルで打たれていた第30期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第3局は29日朝から、2日目が打たれ、同日午後3時40分、黒番の張栩(ちょう・う)名人(25)が挑戦者の小林覚九段(46)に213手までで中押し勝ち。3連勝で初防衛にあと1勝とした。持ち時間各8時間のうち、残り時間は名人2時間7分、挑戦者47分。第4局は10月11、12の両日、名古屋市で。

 地合いで先行して逃げ切る、名人らしい打ち回しがさえた。ヨセ勝負となったが、白地を的確に制限して挑戦者の追い込みを許さなかった。

 封じ手白68から始まった2日目は、挑戦者が左辺で白74と手堅く備えたことからヨセ勝負へ。検討陣も黒乗り、白乗りに分かれたが、上辺白106が追及不足。白107ならば微細だった。

 挑戦者は1日目に打った下辺白56を後悔。このあたりから白のリズムが崩れたようだ。

 解説の趙善津九段は「2日目は名人が終始ペースをつかんでいた印象です。白の追い上げを許さず、うまく一局をまとめました」と話した。

 〈張名人の話〉 一手一手が難しい碁で、序盤は少し悪かったかもしれない。大ヨセの段階で良くなったと思います。

 〈小林九段の話〉 白56あたりで悪くした。どこへ打てばいいか分からなかった。第4局はとにかく一生懸命打つだけです。

(09/29 18:50)

*   *   *

検討室、「黒優勢」高まる

 中央下の白地がほぼ決まりかけた段階で、検討室の武宮正樹九段らの「黒優勢」との見方は、昼前より一段と高まった。

(09/29 15:02)

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王九段、グンと軌道修正

 午後1時半から、王九段の大盤解説会が再開された。

 左上大ザルにすべったあたりで、白黒双方の地合を計算すると、十目近い黒リードと出た。瞬間、王九段は「あれ?黒、相当いいんだ。正直に告白します。ぼくはなぜか、張名人の地の計算は少なめな傾向があるんです。お昼前には、白優勢と言っていたが、おかしかったようだ」と、大幅な軌道修正をした。

(09/29 14:53)

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対局場は「3コウ無勝負」の舞台

 囲碁名人戦七番勝負第3局の対局が行われている「常磐ホテル」は、山梨県甲府市・湯村温泉街の一角にある。

 昭和4年創業。約3000坪の緑豊かな日本庭園を持った数奇屋造りの館内は「甲府の迎賓館」と呼ばれ、井伏鱒二氏、松本清張氏ら文人に愛されてきた。名人戦が行われたのは1997年の第22期が初めてで、今回が6回目となる。

 第30期の対局場は7つある離れの一室、「九重」。作家の山口瞳氏が常泊した、静謐な印象の一間だ。第23期名人戦七番勝負第4局、趙治勲名人(当時)と王立誠九段による「3コウ無勝負」の舞台も、この「九重」だった。

(09/29 14:40)

*   *   *

検討室では「黒やや優勢」説

 検討室では、立会人の武宮正樹九段、朝日新聞解説の趙善津九段らが形勢をめぐって何度も首をひねる。

 武宮九段らは「どちらかというと黒が打ちやすいのではないか」。一方「ウーム」という反応も出て、明快な結論は出ないものの、どちらかというと黒派にウエートがかかった印象だ。

 同じ会場内の大盤解説会と検討室で、判断がくっきり分かれている。

(09/29 14:08)

*   *   *

王九段「わずかに白が厚い」

 正午、王銘エン九段の午前中の大盤解説会が終了した。

 白92まで「ここから純粋なヨセに入ります。白は左辺で74と黒1子をカカエたところで、白は(形勢に)自信を持っているはずです。黒が序盤からだいぶいいという見方もあったが、ここに至って振り返ってみると、もともと白が良かったのではないかな」。

 上辺黒93と白94の交換直後の局面について。

 「黒93は、どういう意味なんだろう、わかりません。しかし、名人も形勢に自信を持っているようだ。名人は意外と楽観的なんです。なぜなら、ヨセでいつも得しているから、いけるという自信を持つからでしょう」

 名人が黒95と左下隅に入ったあとの局面で。「形勢は微細だが、わずかに白が厚いと思う。黒はちょっと心配ではないか」

(09/29 13:38)

*   *   *

対局再開

 名人戦七番勝負第3局の2日目は、午後1時に再開した。小林九段の100手目は7の三のツケ。

(09/29 13:07)

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昼食休憩に

 第30期囲碁名人戦七番勝負第3局の2日目は、挑戦者の小林九段が100手目を考慮中に昼食休憩に入った。対局は午後1時に再開される。

(09/29 12:03)

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王銘エン九段の「本音」解説

 対局の行われている「常磐ホテル」で、午前10時30分から、王銘エン九段の大盤解説会が始まった。

 左辺黒79から中央の攻防に移ったころの形勢判断について「双方とも『自分がいい』と自信を持った打ち方です」と断言。

 1日目の初手からの解説では、右辺黒27までのワカレに「ぼくは黒を持ちたくない」。右下で黒が43と一間にシマった局面でも「ぼくは黒を持ちたくない」。

 さらに下辺で白が56と出た一手について「ぼくには信じられない着手」。

 ここまで、王銘エン九段の明快な「本音」解説に、会場でうなずく聴衆が多かった。

 棋風の違いを大前提に、局面の状況をはっきり説明する姿勢が共感を集めているようだ。

(09/29 11:32)

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ヨセ勝負の様相に

 挑戦者の小林九段が封じた白68は右下黒への狙いを持った手だが、白はすぐに72と手厚く戻って黒73と守らせた。挑戦者は左辺を白74と手堅く備え、張名人は黒75から左辺を制限に向かう。ヨセ勝負になりそうな展開だ。ヨセの大どころへの先着をにらみつつ、黒は83から下辺白に圧力をかけている。

 解説の趙善津九段は「白72をすぐに打つのは気が付きませんでした。手厚い白が、どこまで地合いで追いつけるかが勝負です」と話した。

(09/29 11:20)

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2日目、午前9時に対局再開

 第30期囲碁名人戦七番勝負第3局は29日午前9時から、甲府市の「常磐ホテル」で2日目を打ち継いだ。

 小林覚九段、張栩名人の順に対局室に入った。両対局者が、67手目までの手順を並べなおした後、立会人の武宮正樹九段が封じ手を読み上げた。

 小林九段が封じた68手目は、16の十四のコスミツケ。手広い局面で、検討室でも予想するのが難しい一手だった。

(09/29 09:05)

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