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第30期名人戦七番勝負 第4局

  ●小林覚 九段   対   ○張栩 名人
  10月11、12日 名古屋東急ホテル(名古屋市)

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朝日新聞名古屋本社が発行した速報号外

終了図・259手完

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初勝利を挙げ、局後の検討を行う小林覚九段

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今回の七番勝負で初めて敗北を喫した張栩名人

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終局直後の張栩名人(右)と小林覚九段

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検討室では、熱心に戦況の分析が続けられている=12日午後、名古屋東急ホテルで

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2日目の大盤解説会には、勝負の行方を見守ろうと大勢の囲碁ファンが集まった。奥は解説の中野寛也九段と聞き手の青葉かおり四段=名古屋東急ホテルで

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2日目の両対局者の昼食。味噌煮込みうどんと天むすのセット。香の物、野菜の煮物、季節のフルーツ、プチデザート(ごまプリン)、コーヒーもしくは紅茶

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封じ手を読み上げる立会人の岩田達明九段

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1日目の手順を並べ直す張栩名人(右)と小林覚九段

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張名人が封じ手を記した棋譜

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対局室入りする小林覚九段

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対局再開を前に碁盤を清める張栩名人

  1日目 | 2日目

現地で号外を発行

 囲碁名人戦七番勝負の第4局が打たれていた名古屋市の名古屋東急ホテルでは12日夕、朝日新聞名古屋本社が速報号外を発行した。

 号外はA4版のカラー刷り。「小林九段、待望の1勝」と見出しを掲げ、最終図も掲載している。大盤解説会などに集まった囲碁ファンら、約200人に配られた。

(10/12 18:30)

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小林九段、カド番をしのいで初の1勝

 名古屋市中区の名古屋東急ホテルで打たれていた朝日新聞社主催の第30期囲碁名人戦七番勝負の第4局は12日午後5時21分、259手までで黒番の挑戦者・小林覚九段が張栩(ちょう・う)名人に3目半勝ちした。持ち時間各8時間のうち、残りは名人2分、挑戦者1時間40分。

 3連敗していた小林挑戦者はカド番をしのいで初の1勝をあげ、対戦成績は張名人の3勝1敗となった。第5局は19、20の両日、神戸市北区の御所坊で。

 形勢判断の難しい碁を、挑戦者が厚みを働かせてものにした。

 2日目の左辺の攻防で挑戦者が築いた厚みが全局に波及。右辺から中央に戦線が広がる中、挑戦者が放った中央上の黒75ツケから黒79切りが強烈で、主導権を握った。

 右辺の攻防で黒111アテが紛らわしく、検討室で「形勢不明」との見方も出たが、最後は挑戦者が手堅く逃げ切った。  解説の小県真樹九段は「序盤の黒41カケは勇気のいる手。挑戦者の良さが出た一局です。中盤まで白のペースかと思っていたが、左辺黒の厚みが効いた」と話した。

 〈張名人の話〉 序盤が良くなかった。いい勝負になったかと思う局面もあったが、難しかった。

 〈小林九段の話〉 思い切って打ったのが良かった。終盤下辺199オサエで勝ちが見えた。

(10/12 18:30)

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検討室も熱く

 対局室に隣接する検討室では、羽根泰正九段、小県真樹九段、中野寛也九段を中心に熱心な検討が続いている。午後に入ってからは棋士や院生、関係者ら20人以上が訪れ、立錐の余地もないにぎわいぶりだ。

 関係者の間では、午後の早い時間に一時は「白がよいのでは」という声が出たが、その後、黒が巧みにしのいでいるという見方も出ている。

(10/12 16:42)

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「縁の下の力持ち」の記録係

 第4局の記録係を担当するのは稲垣陽四段と川田晃平三段の2人。棋譜と消費時間を交代で記録する一方、室温や空調の風向きなど対局室の様子にも気を配る大役だ。

 「物音を立てないようにしたり、対局者の先生が気になるような動きをしないように気をつけています。たとえばボールペンをカチャカチャとさせる音も、静かな対局室では思いがけず響きますから」と稲垣四段。過去にも名人戦の記録係をつとめたことがあるが、2日制の大棋戦ともなると、「ふだんの記録係に比べ、やはり疲れます」。

 対局中の多くの時間、張名人、小林九段とともに対局室で3人きりとなる。稲垣四段は「ピーンと張りつめた、独特の空気です」と話す。

(10/12 15:45)

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名人戦七番勝負、2年連続で名古屋対局

 名古屋市内で囲碁名人戦七番勝負が開催されるのは、昨年の第29期に続いて2年連続となる。昨年はJR名古屋駅に直結した名古屋マリオットアソシアホテルで第3局が打たれた。挑戦者の張栩本因坊が依田紀基名人(いずれも当時)に敗れたが、その後第4局から第6局までを張本因坊が3連勝し、名人位を奪取した。

 今回の対局会場の名古屋東急ホテルは、市中心部の繁華街の一角にある。ルネッサンス風の広大なラウンジやプールなどが併設されており、落ち着いた雰囲気だ。

 羽根直樹棋聖ら強豪棋士の多い中部地区は囲碁の盛んな土地柄とあって、現地の大盤解説会には、平日にもかかわらず多くの囲碁ファンが訪れている。

(10/12 14:55)

*   *   *

対局再開

 名人戦七番勝負第4局の2日目は、午後1時に昼食休憩を終えて対局を再開した。

 再開後の小林九段の85手目は13の五の抜き。

(10/12 13:05)

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昼食休憩

 第30期囲碁名人戦七番勝負第4局の2日目は、黒番の小林九段が85手目を考慮中に昼食休憩に入った。対局は午後1時に再開される。

 ここまでの消費時間は、張名人が6時間2分、小林九段4時間30分。1日目から長考の目立つ張名人が、いつになく多くの持ち時間を使っている。

(10/12 12:05)

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「中央のラインが勝負どころ」

 戦いはさらに中央へと展開した。

 解説の小県真樹九段は「黒79、83から伸びる中央のラインがどうなるかが勝負どころ」と話した。

(10/12 12:00)

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戦い右辺に広がる

 白70までで白は左辺が左上とつながった。左辺の攻防が一段落したあと、挑戦者は黒71と右辺に浅く打ち込み、戦いは右辺に広がった。

(10/12 11:35)

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封じ手「堅い手で辛抱がいい」

 張名人が41分かけた白56は「2の十三」、検討陣の予想にあった堅実な手だ。

 黒57は気がつきにくいハネ込み。黒61とセットで左辺の白を押し込めつつ、左辺の自陣を厚くする狙いだ。黒61に名人は白62と反発した。

 解説の小県真樹九段は「封じ手は最も堅い手で、辛抱がいい。左辺の2線を低くつながった白は、少しつらい気がする。いずれにしても、細かい勝負になるだろう」と話した。

(10/12 10:30)

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立会人は超ベテラン

 立会人の岩田達明九段は、囲碁界でも少なくなった大正世代。大正15年(1926年)生まれの79歳で、囲碁界最長老クラスのベテランだ。日本棋院中部総本部の棋士会会長もつとめる。

 第4局を「どういう展開になるのか、そばで見られるのは大変楽しいこと」と率直に喜ぶ。

 旧名人戦が誕生するまでは囲碁の棋戦は少なかったが、近年は国内はもとより国際戦も増えた。「対局が多くなり、最近の若い人は恵まれています。でも、常に勉強していないとすぐ遅れをとってしまうので、大変でもありましょう。私はパソコンやインターネットができないので、最新型に遅れるのはやむをえません」と苦笑していた。

(10/12 10:08)

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午前9時に対局再開 封じ手は左辺ワタリ

 張栩(ちょう・う)名人(25)が挑戦者の小林覚九段(46)に3連勝して迎える第30期囲碁名人戦七番勝負第4局は12日午前9時から、名古屋市の名古屋東急ホテルで2日目を打ち継いだ。両対局者が前日の55手目までの手順を並べ直した後、立会人の岩田達明九段が封じ手を読み上げた。

 張名人が封じた56手目は2の十三の左辺ワタリだった。

 対局室にはこの日も張名人、小林九段の順で入室した。張名人は碁盤や碁笥を白布で拭き清めると、盤面をじっと見つめて集中していた。小林九段は背筋を伸ばして正座し、再開直前に水を一口飲んだ。

(10/12 9:00)

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