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< 第30期名人戦七番勝負第5局 >
  先手 ●張栩 名人     対   後手 ○小林覚 挑戦者

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棋譜
1〜11手

過激な幕開け

 名人3連勝のあと、小林挑戦者が1勝を返し、カド番をしのいで迎えた第5局。

 星の上ではまだまだ名人有利なのだが、新幹線で対局場に向かうふたりの表情は対照的だった。車中の名人は身体をよじり、みけんにしわを寄せながらほとんど目を閉じていた。小林は隣に座った関係者と、ずっと談笑。「来られて本当によかった。周りのみんなが喜んでくれて」

 台風もそれ、対局当日は鮮やかな秋晴れ。黒1、3、5と、名人得意の布陣でスタートした。

 黒9のハサミに、小林は15分ほどの少考で白10と二間にカカった。いや、打ち込んだといったほうが正しい表現だろう。検討室の石井邦生立会人、今村俊也解説者ふたりが「こりゃ、見たことない」と声をそろえた。積極的に仕掛ける小林らしいが、予想を超えた激しさだ。

 驚きの余韻にひたっていると、黒11がモニターテレビに映し出された。「おー、想像を絶するね」と石井九段はまた声をあげる。名人は戦線を拡大するつもりだ。

 本局の舞台は、神戸・有馬温泉「御所坊」。対局室の「偲豊庵(しほうあん)」は、有馬温泉を愛した豊臣秀吉をしのんで名付けられた。囲碁を好んだ秀吉も、本局を楽しんでいるに違いない。戦国武将の思いが乗り移ったのか、両者とも穏やかな分かれなど考えていない。過激な幕開けだ。 [次の譜へ]

(内藤由起子)

2005年11月22日


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