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< 第31期名人戦挑戦者決定リーグ第2局 >
  先手 ●今村俊也 九段     対   後手 ○依田紀基 碁聖

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棋譜
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1〜17手

もう後悔

 3分前、関西棋院「吉祥の間」に、依田紀基は深緑色の和服で現れた。リーグ初戦、依田の羽織姿は、気合の表れだ。気持ちを新たにしようというのだろう。えくぼをつくりながら、笑みがあふれている。

 1分遅れて下座に着いた今村に、「昼は出前を取れるのかな」と屈託なく話しかけた。「大丈夫ですよ」と、今村もふだんとかわらない口調でこたえる。ふたりは同年齢、入段も同期で仲がいい。

 開始を知らせるブザーが鳴って碁器をひざの間に置いて準備が整ったのに、今村はお茶を飲んだり空を見たり、なかなか盤に向かわない。4分たってやっと、第一着を打ち下ろした。黒3と今村にしてはめずらしく向かい小目を試みる。

 白6の一間バサミに、今村は10分近く考えて黒7のツケを選んだ。

 黒が11に切ると、白12のアテから黒15のカカエまでノータイムで進む。

 何げない手順に見えるが、解説の苑田勇一九段から疑問の声があがった。「白14とツギを決めてしまったのは重い。放っておくのがいいでしょう。実戦と同様に白16とカカり、黒17、白Aのツケ、黒Bのハネから符号順に白Eヒラキまでとなったとき、のちに白Fにツケてさばくなど色々打ちようがあります」

 左辺の白3子をどうするのか。ここに注目していただきたい。

 攻撃目標ができた今村は、白16のカカリに黒17とケイマで受けた。しかしこれが早くも最初の後悔となった。 [次の譜へ]

(内藤由起子)

2006年01月24日


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