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< 第31期名人戦挑戦者決定リーグ第13局 >
  先手 ● 今村俊也 九段   対   後手 ○ 小林覚 九段

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棋譜 .
1〜18手

18手目の敗因

 「世界一厚い今村さんだから打てるんだね。とてもマネできない」

 初め、今村の趣向に賛成の意見はまったくなかった。局面が進むにつれて評価はグングン上昇。ついには「黒の名局かもしれないよ」との声まで出た。今村が厚みで押し切った一局をこれからご覧いただこう。

 左辺上下で黒7、白8とお互いにカケたおもしろい立ちあがり。黒は9のシマリを急ぎ、小林は左下をツケ引きで決めて左上白14にも先着。足早な作戦だ。

 ここで黒15は絶対と解説の石田章九段。

 「黒15で右辺の大場に向かうと白15のシマリが絶好になります。手割り図を作るなら6、8、15の白の構えに黒3と白14を交換した理屈になります。この確定地は大きすぎます」

 黒17まで進めて足を止めよう。みなさんはどちらを支持するだろう。大きくはないが白は2隅を確保した。左辺はAのスソが空いていて、黒の構えにはそれほど迫力はない。しかも次は白の手番。少なくとも、白に不満のある序盤とはだれも思わないだろう。

 小林は13分考えて白18へ。いちばん広い辺を占めながら右上黒の模様化も防いでいる。ここまでくると、白持ちの意見が多くなるはずだ。

 さて、冒頭で触れた今村の趣向はこのあとだ。数手のうちに盤上の景色がガラッと変わる。実は両対局者も解説者も認める敗因が、もう碁盤の上に現れている。そう、当然にみえた白18が大変な一着だった。あるいは、敗着かも? [次の譜へ]

(松浦孝仁)

2006年04月11日


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