アサヒ・コム

 

メインメニューをとばして、本文エリアへ 朝日新聞社からアスパラクラブクラブA&A携帯サービスWeb朝日新聞サイトマップ文字拡大・音声

天気住まい就職・転職BOOK健康愛車教育サイエンスデジタルトラベル囲碁将棋社説コラムショッピングbe

< 第31期名人戦挑戦者決定リーグ第16局 >
  先手 ● 依田紀基 碁聖   対   後手 ○ 高尾紳路 本因坊

別ウインドウで開きます打ち手再現 | 使い方

棋譜 .
1〜38手

リズム

 「サン、ハイ、♪」

 和服姿で正座の依田。ひざの上の右手がピクリと動き、石をつまんで、右上隅小目に第一着を打つ。音楽が始まるときの指揮者のような、リズム感抜群の動きだった。

 いま依田は波に乗っている。この対局の1カ月前には日中韓3カ国対抗の団体勝ち抜き戦で日本を優勝に導いた。2連敗で出遅れた本因坊戦リーグは後半の5連勝でプレーオフに進出。惜しくも挑戦権は逃したが、この勢いは本物だろう。

 高尾はここまで無傷の3勝。依田に勝って4連勝となれば、独走態勢という雰囲気さえある。リーグ中盤の注目局だ。

 序盤の手順を一気にお見せする。白8はゆっくり打つ意思表示。黒が13と左下に向かえば白は14と打ち込みたくなる。

 解説の林海峰名誉天元は「35の地点にケイマするのは、大勢上、双方にとっての好点」と指摘する。対局者の感想もそれを裏付けていた。

 依田「白に35とケイマされるのが嫌だった」

 高尾「打たれてみると大きなところでした」

 白が35を占めれば、上辺黒3子はいっぺんに息苦しくなる。それでも黒23で35を選ばないのが、地で頑張る依田の流儀だろうか。

 白は26で35に打ってみたかった。黒が素直に上辺を備えるとは思えないが、黒Aツケには白B、黒C、白Dとブツカり、黒に先手を渡さない。

 林「黒35、37と連打できて黒の雰囲気がいい。白は上辺が薄く、何かしなければならないという催促された気分です」 [次の譜へ]

(伊藤衆生)

2006年05月02日


関連情報

検索 使い方

キーワード入力

朝日新聞サービス

ここから広告です
広告終わり

囲碁ピックアップ

ねっとde碁

名人戦名局百選

▲このページのトップに戻る

asahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
| 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
Copyright Asahi Shimbun. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission