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熱戦を期待 両対局者にエール

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三遊亭円楽(落語家)

◆最終的には名人では(三遊亭円楽さん)

 碁は3歳ごろに始め、棋力はアマ三段くらい。とにかく好きで、東京・四谷にあった木谷道場にも通ったものです。最近はテレビの囲碁番組をよく見ています。おもしろいですねえ。ただ、昔のおおらかな碁と違って、最近のプロは打つ手がシビアになってますね。

 張名人は地にからく、踏み込みも厳しい。これは読みが確かだということ。高尾本因坊は、あの藤沢秀行さんの弟子ですか。初戦はどっちに転んでも、互いの闘志がぶつかり合って中押しの決着になるでしょう。でも、最終的には4勝2敗で張名人が勝つとみますね。


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祷真理子(女流アマ選手権者)

◆地元同じ挑戦者応援(祷真理子さん)

 最近は今まで以上に碁を打つのが楽しく、入門や初級者に教える機会も増えました。プロ碁界は詳しくないのですが、随分と若い方たちが活躍していますね。

 張名人は実力、人気ともに第一人者。妹(祷陽子五段)と同門である小林泉美六段と結婚されたというつながりを感じます。

 高尾本因坊は以前、私と同じ千葉県に住んでいたので、小学低学年のころの対局姿をよく覚えています。おっとりした少年で、茫洋(ぼうよう)とした雰囲気がありました。昨年本因坊になり、今年は名人挑戦。千葉が育てた高尾本因坊を応援しています。


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尹春浩(アマ名人)

◆多くの対局を見たい(尹春浩さん)

 とてもおもしろい対決です。一つ言えるのは、張名人は高尾本因坊が相手なのですごく燃えるんじゃないかということ。去年、本因坊を取られていますから、リベンジしたいところでしょう。

 名人には研究会に誘っていただいたことがありますし、本因坊には食事の席で「あきらめず、プロを目指して頑張れ」と勇気づけられたことがあります。心情的に一方の応援はできません。

 本因坊戦はすべてが激しい戦いでした。今回も予想を超える展開になるでしょうが、どちらが勝っても、最終局までなるべく多くの碁を見たい。


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伊藤礼(エッセイスト)

◆連覇か初参加栄冠か(伊藤礼さん)

 アマ五段で囲碁エッセー「パチリの人」も出版しましたが、普段の対局は月1回です。

 昨年は住まいが同じ東京都杉並区の小林覚挑戦者を応援したが、今年は両対局者とも縁が薄いので客観的に楽しみます。

 この10年ほど趙治勲元名人、依田紀基前名人とも4連覇。張名人が勝って4連覇に近づくかな、が興味の第一点。

 第二点は高尾挑戦者のツキです。リーグ初参加で即挑戦権獲得でしょ。昨年の本因坊獲得もリーグ初参加で成し遂げた。四天王の中では出遅れた存在が、一気に先頭に躍り出るかどうか。

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