< 第32期名人戦挑戦者決定リーグ戦第2局 >
● 依田紀基 九段
対
○ 山田規三生 九段
1〜12手
互いに意識
今日だけはのんびりミカンでも食べながら本欄を眺めていることと思います。今年も名人位を目指す棋士の熱い戦いを一緒に楽しみましょう。ただし、のんびりもいいですが一年の計は元旦にあり。さっそく難問を用意しました。
参考図は本局のハイライト。白番の山田が上辺黒に襲い掛かり、白3のカラミ攻めを決行したところ。白aを食らったらそれこそ碁はおしまい。依田はどう、しのいだか。解答は第6譜で。
2006年12月7日、大阪の日本棋院関西総本部。依田は移動の利便性を考え、タイトル戦と東京対局をのぞき和服をやめた。カンロクある姿を見られないのは残念だが、碁盤への集中力は増すはず。ジャケットの依田に、かえって気合を感じた。
ホームグラウンドの山田は開始時間ギリギリの登場。依田の中国流をみて慎重に時間を使う。白6から10の3手に21分は決して少なくない。依田も黒9に32分。実は白12からの変化をお互いに意識していた。
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◇
第1譜は2007年元日の朝日新聞に掲載されました。
(松浦孝仁)
2007年01月19日
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