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< 第32期名人戦七番勝負第1局 観戦記 > 中央に模様2007年10月05日 上辺が一段落したところで、対局中の両者の形勢判断は一致していた。
名人「白にうまくさばかれたと思っていた」 挑戦者「悪いとは思っていなかった」 この、白の打ちやすい流れがどこで変わったのか。挑戦者は白60のケイマに後悔をみせた。 白60のあと、予想していたのは黒A。それなら白63にトブつもりだった。ところが、実戦は一路上の黒61。これでは白63とは打ちにくい。白62で63は、黒Bを決めてから黒62が絶好。下辺から右辺に、谷の深い模様が出現する。 挑戦者「黒63のところはメチャクチャ大きいんだよなあ」 盤面を見れば明白。黒63により中央はがぜん黒っぽくなり、また、左辺白は黒Cなどをにらまれてかなり気持ち悪い。 白60での結論は参考図の白1から3。黒4にたたかれるのはつらいが、白5と我慢し、右辺の白7にまわる。左辺の味悪は解消され、中央に黒模様はない。 (松浦孝仁) |
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