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< 第32期名人戦七番勝負第1局 観戦記 > 大ヨセへ2007年10月05日 七番勝負で両者がぶつかるのは、一昨年の本因坊戦、昨年の名人戦に続いて3度目。過去2回はいずれも高尾が挑戦者でタイトル奪取に成功している。局数は本因坊戦で5、名人戦で6の計11局しかないが、おもしろい傾向が見てとれる。
黒番での勝率がとても低い。張は七番勝負においてまだ黒番で高尾に勝っておらず、6戦全敗。高尾も2勝3敗だ。このデータと名人戦開幕までの、今年の手番別成績を比べてみる。名人は黒番8割8分、白番3割6分の勝率。挑戦者は黒番7割3分、白番8割3分。互いに黒番をキープできるかに注目だ。 昨日紹介した図を思い出して欲しい。黒67に構えられる前に白が72へトンでいたら、中央の黒模様はこんなに大きくはふくれなかった。黒67に一手加わっただけで、中央の力関係は大きく変化していた。なお、白Aのアテは黒B、白C、黒Dでピッタリ止まる。 白68では参考図の1と様子を聞きたいとの意見もあった。黒aなら白b、黒c、白10や、白dの味のほか、白が8からハネツいだときの迫力もかなり違ってくる。 片岡「しかし黒2の返し技があり、うまくいきません。白は3しかなく、以下黒4から8、10が気持ちいい。黒に分のある分かれです」 (松浦孝仁) |
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