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< 第32期名人戦七番勝負第2局 観戦記 > 頭の中の図2007年10月12日 本局最長の43分を費やして打たれたのは白48の下ツケ。解説会の予想ははずれたが、それでも3人のファンが的中させたことに中野九段は複雑な表情だった。プロを信じないほうがいい場合もある。48は日本棋院での予想もゼロだったらしい。名人の言い分を聞こう。
「下辺を黒地にさせたかった。たとえば白59にのぞんで黒56と囲わせ、白Aとツケる。これなら白Bのコスミが効果的になります。しかしもう一つ自信がなかった。白48以下、頭の中でつくった図ではやれるかと思ったのですが……」 「……」の部分は明日の譜で明らかにする。 検討室で彦坂解説者が強調したのは参考図の白1の横ツケだった。黒2なら白3とケイマして下辺にプレッシャーをかける。うるさい黒4、6の手筋には白7とかんで黒をつながらせ、9と全体に寄りついていく。「こうなれば相当でしょう」という。 実戦は名人が思い描いた通りに進む。黒49、51は下辺を重視して当然。白52から黒57も絶対だ。白58が好手。白59にポン抜いて黒58ツギとなった例があるが、これは味も素っ気もない。さあどう決着するのか。 (春秋子) |
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