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< 第32期名人戦七番勝負第7局 観戦記 > やる気がしない2007年12月21日 昼休みをはさみ、本局最長の51分を投じて、名人は白28とハネ出した。
本来、白28では参考図の1とハネたいところだが、闇試合に突入する。黒14と切られ、白15とマガるなど白の形が悪い。黒が何とかなると、両者ともに深く読まずに判断したようだ。 ところが蘇解説者の研究では、白がぎりぎり耐えているという結論が出た。一例が白33まで。黒aには白b、黒cに白dのアテから逃げている。「白がつぶれる図はなかなか見つかりません。でも信じられないくらい変化が多くて、間違えると碁が終わってしまいます」。一見、黒の気楽な戦いなので「白はやる気しないよね。とはいえ、実戦が悪そうだからやるのだったかな」と名人。 白28にハネ出すと40まで一本道。黒に35、37と突き抜かれてはつらく、「これはないだろう」と検討陣が見ていた。だが黒27の一子を制して、意外とバランスが取れている。 (内藤由起子) |
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