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< 第32期名人戦七番勝負第7局 観戦記 > 正しい形勢判断2007年12月21日 黒61のコウ材に対し名人は4分で決断。白62と解消した。「取ってはでかいのかと。えらい得しているもんな」と名人。
こんな姿になっては、検討陣をはじめ、だれもが白が逆転したと思った。黒が63とマゲたときには、「黒が負けのコースに入った」と外野が判断するほどだった。63ではAにコスむなど、左上の白を本気で取りに行かないとソロバンが合わないのではないかと。 この時点で、正しい形勢判断ができていたのは挑戦者ただ一人だった。「黒67に構えて黒が1目半くらいよさそうです。分かったのは、ずっとあとですが。コウになる前から判断ができていた張さんがすごい」と蘇解説者も感心しきりだった。 白としては62で参考図の1と受けてコウでがんばるほうが、チャンスがあった(9、12、15コウ取る)。ただこれも「コウ材で白が損をするので、黒いけそう」と挑戦者は見ていたという。 (内藤由起子) |
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