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< 第32期名人戦最終予選1組決勝 >
  先手 ● 林子淵 六段     対   後手 ○ 三村智保 九段

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棋譜
1〜27手

穏やかな幕開け

 歴史に残る名勝負だった張栩名人と高尾紳路挑戦者の七番勝負。みなさん、存分にお楽しみいただけたと思う。  きょうからは、新しいリーグ入りをかけた熱戦をお届けする。最終予選1組の決勝は、8年ぶりの返り咲きを狙う三村智保と初参加を目指す林子淵(りん・しえん)の顔合わせ。

 本欄初登場の林は、林海峰名誉天元門下の28歳。今年の本因坊戦最終予選では、山下敬吾棋聖を破って決勝に進んだ。最後は王銘エン九段に討ち取られ、リーグ入りはならなかったが、大いに注目された。

 序盤は慎重な立ち上がり。白6までオーソドックスな布石で、最近ではかえって珍しく見える。

 黒9は流行のカケ。白16で17にサガると激しい戦いに突入するが、三村は守って穏やかな分かれを選んだ。

 黒23とコスミツけ、まず林が注文を出した。白がAと立てば、黒24のハサミがぴったりなので、白24とかわすのは当然。

 黒は先に25、27とさばきに出たが、「気合でBとハネたいね」と、師匠で本局の解説者でもある林名誉天元。白25なら黒Cの肩つきで十分やれる。 [次の譜へ]

(内藤由起子)

2006年12月15日


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