< 第32期名人戦最終予選3組決勝 >
● 黄翊祖 七段
対
○ 羽根直樹 九段
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打ち手再生 | 使い方
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126コウ取る(44)、129同(123)、132、135、138、141、144各同、173同(157)、178同(170)、181、222、225、228、231、234各同、235ツグ(118)、239コウ取る(157)、242同(170)、253、258、261各同、266同(196)、269同(219)、270二子取る(170)、283コウ取る(279)、286同(280)、295同(291)、298同(292)、301、304、307各同、311二子取る(99)
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1〜313手
非運羽根
【黒中押し勝ち】313手完
張―高尾の名人戦第4局とそっくりだなと思った。300手を超えても優劣が揺れ、終局は364手。本局もそうなるはずだったが、下辺白290の敗着で突然終わった。羽根は秒読みの中、十分すぎるほど頑張ったのだから、最後に兵を引いてもよかったのではないか。
コウダテの具合をうっかりしたという。黒のコウダテは299(6の一)と305(9の十四)。白は296(7の十二)と302(13の十四)。白310(12の十一)は利かず、コウにも碁にも勝てない理屈だ。
終局のとき、記者は解説者とともにモニターテレビを見ていた。対局室に行って、感想戦に加わろうというと、解説者は「羽根さんに気の毒で、口を出すわけにはいきません」と断った。
彦坂「ひどい負け方です。コウダテをうっかりするなんて、棋士になって初めてでしょう。私らがやるようなミスは、絶対しないのが羽根さんだったのに。前の週の負けが影響したのかもしれません」
前週は棋聖戦挑戦者決定戦で小林覚に敗れ、いままた逆転負け。2週続けて大一番を落とした胸中は察するにあまりある。幸運と非運がこれほど分かれたのも珍しい。
(春秋子)
2006年12月29日
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