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< 第33期名人戦挑戦者決定リーグ第2局 観戦記 > 錯覚?2008年01月25日 まもなく大変な事件が起こる。リーグ戦第1ラウンドにもかかわらず、「挑戦者決定戦か」と注目されていたのに。あっけなく形勢がかたむく。
白18はこちらからカカりたい。広いほうから白Aは、黒19と換わるくらいでも白が不満だ。 石田芳夫「左辺黒は幅も高度も理想的。四線から五線で黒地にまとまると下辺白の規模を上回るかもしれません」 黒は左上が固く、白18の一子をハサむのは石が重複して気が引ける。かといって単に受けるのは白に楽をさせる。そこで黒19、21だ。これなら二つのマイナスをカバーできる。もちろん、いいことばかりではない。白24のハネがこの一手に近いさばきの巧打。ここからの高尾がおかしい。 石田「黒27、29と白一子を抜いたのはどうだったか。白30に黒31から33ではつらすぎます。白36までむしられて、はっきり白優勢です」 黒27では参考図の1と抜くしかなかった。白6まで稼がれるのはつらいが、じっくり構えるのが高尾流と思う。 しかし、黒29と抜けば白30は当然の一手。何かの錯覚が高尾にあったと考えるのが自然か。 (松浦孝仁) |
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