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< 第33期名人戦挑戦者決定リーグ第4局 観戦記 > トン死2008年02月08日 左辺でふたつの弱い石を抱え、白が大苦戦に陥っている。黒は57と急所にフクれたが、絶好のチャンスを逃していた。
「参考図の1のコスミが、aの押しつけと5のカケを見合いにして有力でした」と林解説者。白が2から4と上辺に手をかければ、黒5で左辺を止められる。黒13まで白は頭を出す格好がないし、眼形も危うい。白2で13と左辺を逃げると、黒はaでこちらを封鎖できる。白は生きても、もがくのではつらい。図なら白が絶望的だった。 せっかく命拾いをした小林。黒63と包囲されたときが問題だった。たった5分で決断、白64とハネて、左辺を見捨てたのだ。黒65にトビ込まれて白トン死。白70とカケたところで、上辺の黒が取れる保証はどこにもない。白ははっきり形勢を損じてしまった。 「つぶれに近いね。白64では68のノゾキを利かして、66と生きておかなきゃいけなかった」と小林も猛省。「図よりも周囲の黒が薄いので、生きていれば、それほど悪くはなかったでしょう」と林解説者。 優勢を確立した依田は、ここで大作戦を決行する。 (内藤由起子) |
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