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< 第33期名人戦挑戦者決定リーグ戦第6局 観戦記 > ほとばしる気合2008年02月22日 新手と断定するのは難しい。わが国では新手でも、中国や韓国ですでに打たれているケースがあるからだ。しかし結城解説者は内外の最新情報に精通していることでは定評がある。その結城が黒21を新手というのだからまちがいはない。
いままで時折見かけたのは参考図の黒1。まっすぐ突き出す形が好ましく、腕自慢の読者ならこちらを選ぶのではないか。白2に黒3と辛抱して差しつかえなく、白aの狙いはあるが、黒b、白c、黒dとコウを取って、白にコウダテがないので、すぐには無理だ。 それなのにあえて黒21と打った。白Aと止められても、黒Bと好形にハネて十分と見ている。坂井らしい割り切りだ。 結城「21はなかなかの手です。これからの標準になるかもしれません。対する白22は依田さんの気合の現れでしょう。右下にカカるなどの大場なら普通でした」 白24でもCにヒラけばどうということはないけれど、気合が許さなかったのだろう。黒25と取らせ、白26が22のときから用意しておいたコウダテだった。 選挙カーが去り、耳栓をはずした坂井の決断は速かった。 (春秋子) |
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