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< 第33期名人戦挑戦者決定リーグ第6局 観戦記 > 8年前に2008年02月22日 【黒7目半勝ち】257手完 大差となったのは、依田がまぎれを求め、小さな損を重ねたためである。一例をあげると、白166(8の二)は169(2の十五)の方が明らかに大きいが、白172(10の一)からのコウによるワタリを狙っていたとあれば仕方ないだろう。
序盤の補足説明を少しだけ。上辺の進行を21世紀ならではと書いたのは正確には誤りだ。20世紀最後の年、つまり8年前の応氏杯世界プロ選手権の依田―李昌鎬戦で打たれている。参考図の黒1、3とツケ切ったのは李で、依田は単に白4とサガり、捨て気味に8と展開した。この手順に李の反省があり、黒7はaにツグべきだったという。以上はすべて結城聡解説者の受け売りである。 坂井の連勝は不思議ではないけれど、依田の連敗は気になる。しかし1時間を超える感想戦のあと、院生たちを食事に誘って、依田は大ごきげんだったとか。もう気持ちの切り替えはできたのかもしれない。やはり候補の一人だ。 (春秋子) |