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< 第33期名人戦挑戦者決定リーグ第8局 観戦記 > 黒陣を荒らす2008年03月07日 白80の急所に打てば、サバキは容易だという。黒83、85は最強の抵抗。黒83で86は、白85、黒Aに白Bとコウにされる。
白86のノビは、82、84の白二子を捨てる方針。当然に思える黒87は、実は参考図の1が有力だったというから驚きだ。 淡路「黒9までなら実戦よりも難しい戦いでした。白10には黒a、白bから黒cの狙いがあります(続いて白dに黒e)。でも図の1は不要な場所にあるので、黒87に打ちたくなりますね」 時間が底をつき始めた趙は、読みに熱中しながら、時折「いかんいかん」「いけね。ぼーっとしてる場合じゃないんだよな」とボヤき、我に返る。ぼーっとしているのではなく、時間のことなど忘れて、ひたすら盤上の答えを探していた。 味良く打った黒107には解説者から提案がある。 「黒Cが成立したのでは。白D、黒Eならば大もうけ。白108には黒E、白F、黒G、白H、黒Iで白も大変です」 陳の狙いは右下。いよいよ最後の戦場となる。 (伊藤衆生) |
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