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< 第33期名人戦挑戦者決定リーグ第12局 観戦記 > 攻めと守り2008年04月04日 複雑な戦い。互いに不安を抱え、注意深く手順を追わなければ、現在どちらが攻めているのか見誤ってしまいそうだ。
攻めに勢いのついていた山田は、下辺黒の守りを省いて右辺黒57のツケから白を分断。Aの穴があって右下の白も弱いですよ、と主張した。白は64と黒を包囲する。 黒65は、整形をしながら白の切断を狙う形の急所だが、「白66で参考図の1と打たれたら、どうするつもりだったのでしょう。黒2には白3のツキアタリから13までで黒が大変です。黒8で10に切るのは、白12と取られて、右下が傷むのがつらい」と趙善津解説者。 局後、山田は「黒57は64に守るべきでした」と反省した。 実戦白66は不評。黒69となって、山田は下辺を形よく治まることに成功した。小林は上辺白70のツギへ手を戻す。 少し問題が整理できそうだ。黒は右辺、白は右下に若干の不安あり。ただし、右辺の黒のほうが余裕がある。黒Bのアテに白はCと逃げられない事情があるからだ。黒Dと出られ、打ったばかりの白70が泣く。 状況がつかめたところで次の一手を考えていただこう。 (伊藤衆生) |
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