|
< 第33期名人戦挑戦者決定リーグ第12局 観戦記 > 両者に後悔2008年04月04日 白14とツケた時点の形勢について、両対局者とも「白が追い上げつつもまだ黒乗り」で一致。右下の攻防で白が立ち回って、小林は「ようやく勝負の格好になった」と感じていた。関西総本部の検討陣には、すでに白逆転との意見もあった。
白14への対処が難題。感想戦では、黒18にノビていれば白17からの生きを残しても黒リードは続いていたとされ、山田は黒15を後悔した。一方、趙善津解説者は「黒18には白A、黒15、白29がうるさい。白14には黒Aが良かったのでは」と判断が分かれた。共通点は黒15が悪いということ。白16、18に黒19と上辺にツケて攻めを狙ったとき、白20、22の出切りから得をされてしまった。 ところが、白はこれくらいでは不十分だった。 趙「20で参考図の白1とツケ、3から9で▲を切り離せば、実戦よりももっと良かったと思います。黒10には白13までで上辺が大きい」 感想戦でも白3の前に白a、黒bを交換した変化が研究され、白が勝つためには白1しかなかったと結論づけられた。小林は最善手を逃して悔しがる。山田は、左上の攻防を「自信がなかった」と振り返っていたが、逆転だけはさけられた。 ここからヨセ勝負へ。しかし、小林は形勢を悲観していたようだ。 (伊藤衆生) |
ここから広告です 広告終わり 一覧企画特集
囲碁の本
囲碁関連グッズ
どらく
鮮明フル画面
朝日新聞社から |