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< 第33期名人戦挑戦者決定リーグ第14局 観戦記 > さすが依田2008年04月18日 黒77とトンで優劣がはっきりした。白は78と消すくらいしかないのがくやしい。できれば白103と切っての大コウを決行したいが、黒のコウ材は左辺に売るほどあり、手が出せないのだ。
白82とコウを取られても、黒はあやまらない。ヨセを兼ねて黒83や89がうるさい限り。白90で96とオサえるとどうなるかは読者の研究にまかせよう。 コウ材不足の白は92で手を打った。これもくやしい。せめて参考図の白1と助けられなかったのだろうか。 王立誠「続いて黒2から4と切るのは白9までで黒の失敗に終わります。したがって黒2では譜の黒96とワタるヨセを選ぶことになり、それですこし黒がよさそうです」 解説者が「さすが依田さんです」と舌を巻いた場面がある。白104と消しに出たときの黒105だった。上辺を受けるようでは、白105、黒A、白Bと攻めを狙われ、まぎれる恐れがなきにしもあらず。それよりも黒105ですべてのわざわいを断つ方が手っ取り早いと踏んだ。白106から上辺は荒らされても、黒117と進出して確実に残るという判断である。 (春秋子) |
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