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< 第33期名人戦最終予選2組決勝 観戦記 > ベテランどうし2008年01月04日 「久しぶりですね」
記録係の隣に座る私を見つけると、趙治勲は笑顔を見せてくれた。第29期名人戦リーグ、趙はあれよあれよという間に黒星を重ね、連続28期在位したリーグから去った。名人位9期の大棋士でも残れない厳しい現実から、もう4年がたった。 対する苑田勇一は小林光一九段らに勝って予選決勝までコマを進めてきた。今年はここまで18勝8敗と好調をキープ。苑田は天元戦や碁聖戦の挑戦者になるなど実績があるのに、なぜかリーグ戦には縁がなかった。今回、悲願のリーグ入りに挑む。 趙は51歳。苑田55歳。同期入段、ベテランどうしの決戦だ。 握って趙の先番。白2の小目には黒3と、大流行のケンカ小目でスタートした。 黒7のツケに単に白8とヒラくのは「ひそかにはやっているのですよ」と解説役の小林覚九段。黒11にトビサガったのは、黒12のオサエと13のハサミを見合いにしている。黒17まで、よく打たれている形ができた。 黒が19と空き隅を占め「黒に不満ありません」と小林解説者。 (内藤由起子) |
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