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< 第33期名人戦最終予選3組決勝 観戦記 > 最年長記録2008年01月11日 おもしろいものだ。井山裕太が最年少リーグ入りを果たしたと思えば、今回ご覧いただく3組決勝では陳嘉鋭が勝ち、現行の名人戦リーグ初出場時の最年長記録を打ち立てた。井山18歳、陳53歳。その差はなんと35だ。
陳は中国広東省の出身で、86年に世界アマ選手権戦で優勝。翌年3月に関西棋院から飛び付き五段で棋士としてデビューした。91年には本因坊戦リーグで活躍。挑戦権争いにからんだ。 小県真樹は3期ぶり、2度目のリーグ入りを逃した。その源になった一着が実はすでに盤上に現れている。 左上の定石は白18、黒19と互いに補強して一段落と記者は見ていた。ここで陳はノータイムで白20のツメ。小県は当然のように黒21、23と迎え撃つ態勢につく。完全に黒の流れと思えた。 ところが、白が24と手を抜いたように、上辺の白は標的にされるほど弱い石ではなかった。 「隅に対して白Aのノゾキがあります。黒はBから符号順にFとカミ取るくらい。白はGの出が残り、眼形豊富です」と解説の石田章九段。黒21はHが相場だった。 (松浦孝仁) |
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