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< 第33期名人戦最終予選3組決勝 観戦記 > 7分の疑問手2008年01月11日 小県のホームグラウンド、名古屋の中部総本部での対局。黒61と非常手段に訴えている現状では、遠巻きにモニター画面を見つめるしかない。
白62に黒63、65から67は、うまくからんでいるように見えて効果のほどは疑問。左辺白を安心させたという見方もできる。白72は冷静というべきか。黒73とたたかれるのは悔しいが、白76まで下辺は完全な生き。白72で73はさすがに利かされだ。 午後4時を過ぎた。形勢は白がはっきりいい。陳、初の名人戦リーグ入りを視界にとらえ、次の一手を考える。至福のときといったら大げさか。 7分。2時間半近く残り時間があったのに陳はわずか7分で白78を決断した。中野寛也九段は、「意外な方向ですね」と白78を表現。敗着になりかねない疑問手だった。 石田章「下辺白は生きている。上辺白と左辺の黒は不安定。白78は参考図の1と上に寄せるのが自然です。黒2には白7まで。左辺と右上黒を握手させなければ、白の負けは考えられない形勢でした」 (松浦孝仁) |
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