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< 第33期名人戦最終予選3組決勝 観戦記 > とがめられない2008年01月11日 優勢の碁をたった一手で失う恐怖、名人戦リーグのイスを目前でさらわれる悪夢が陳に襲い掛かる。黒79にカケられ、17分苦しんだ。白82には14分、背骨をグニャグニャにして悩んだ。途中、黒81を打たれた直後にはポットから注ごうとしてお茶をこぼしてしまった
しかし、チャンスが転がり込んできた小県のほうもピリッとしない。黒81が第1の逸機。石田章解説者はいう。 「参考図の黒1がピッタリと思います。白2、4には黒5がポイント。続いて白aなら黒bでcの切りとdのカケが見合いです。黒5に白bの抜きならもちろん黒a。右上と左辺黒の連絡は、上辺白の孤立を意味します。形勢は不明でしょう」 黒の第2の逸機は93。ここをがんばったため、白98までで隅の黒は眼形を失った。黒93では95が冷静。白96、黒97、白94、黒99、白100のとき黒98の切りに回れる。 このあと、陳は勝負を決めに出る。その最中、小県に第3の逸機。実は形勢をかなり悲観していた。 (松浦孝仁) |
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