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< 第33期名人戦最終予選3組決勝 観戦記 > 上辺の明暗2008年01月11日 【白中押し勝ち】124手完 最終手の白124(7の一)から5分後に小県は投了を告げ、すぐに感想戦に移った。最後の攻め合いをじっくり振り返ると思っていたら意外にあっさり。小県は、「白102(10の七)にアテられて以降はダメ」との見解だった。それよりも序盤で黒21(11の三)、23(11の五)と強い白に近づいた構想を後悔していた。
石田章「そのマイナスを補うためにも、黒はどこかで参考図の1を急ぎたかった。ここは大変な急所だったと思います」 ここまで黒石が加われば上辺の白だってすましていられない。また、逆に白からaに封鎖されると黒はつらい目にあう。白b以下符号順に白fが先手。黒はgのカミ取りが省けない。さらに白hのアテからiのサガリも先手、白jの実利も小さくない。小県にとって上辺はまさに鬼門だった。 初の名人戦リーグ入りを決めた陳は「運のよさ」を強調する。 「最終予選は三村(智保九段)さんに不戦勝、羽根(直樹九段)さんとの碁は相手の読み間違えで拾ったような白星。リーグ9名の中で一番弱いのはぼくです。運を大切にして、勉強します」 (松浦孝仁) |
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