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2011年10月2日0時35分
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現代の「朝鮮通信使」と対局 広島・鞆の浦で日韓囲碁戦

 朝鮮通信使が広島県福山市の鞆(とも)の浦の風景を「日東第一形勝」と称賛して300周年になるのを記念した「21世紀の朝鮮通信使 日韓トップ囲碁対局・鞆」が1日、鞆の浦で開幕した。初日は武宮正樹九段と劉昌赫(ユ・チャンヒョク)九段が対戦。約100人のファンが見守った。

 韓国側の棋士らが通信使風の衣装をまとい、市営渡船に乗って鞆の浦に到着。出迎えた羽田皓(あきら)市長は「日韓共通の文化である囲碁を通じて交流を深めたい」と歓迎し、劉九段も「鞆の浦の景色は素晴らしい。多くの囲碁ファンが訪れる名所になれば」と話した。

 通信使の宿に使われ、弁天島や仙酔島の景色が望める福禅寺対潮楼で約1時間半対局。序盤は劉九段がやや優勢だったが、中盤から巻き返した武宮九段が7目半で勝利した。劉九段は「景色を楽しみながら打っていたが、途中から余裕がなくなった」。武宮九段は「スリリングで楽しかった」。

 序盤限定の観戦会に参加した大阪府茨木市の大学生松谷光将(ひろゆき)さん(23)は「静かで心が落ち着く景色の中で、対局を楽しめた」と話した。

 2日午前10時から、日本の万波奈穂二段と韓国の李多慧(イ・ダヒェ)四段が円福寺で対戦。鞆公民館で大盤解説会がある。(吉田博行)

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