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2012年12月6日19時49分
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囲碁の吉田八段、女性棋士で最多の590勝目

写真:女性棋士の最多勝新記録を打ち立てた吉田美香八段=大阪市中央区の関西棋院拡大女性棋士の最多勝新記録を打ち立てた吉田美香八段=大阪市中央区の関西棋院

 囲碁の吉田美香八段(41)が6日、大阪市の関西棋院であった十段戦予選の対局で公式戦通算590勝目をあげ、杉内寿子(かずこ)八段(85)を抜いて女性棋士の通算最多勝新記録を打ち立てた。プロ27年目の吉田八段は先月に勝ち星トップだったプロ71年目の杉内八段に並んでいた。

 吉田八段は大阪市出身。1986年に15歳で関西棋院の棋士になり、93年から女流本因坊戦4連覇。10年の中国・広州アジア大会では囲碁の日本代表に選ばれた。現在、NHKテレビの囲碁講座の講師も務める。

 吉田八段は「この数年、大事な対局で負けて悔しい思いをすることが多かったので、素直にうれしいです。息長く活動して千勝を目指したい」と話した。

 勝局以外の戦績は436敗1持碁(引き分け)で、勝率は5割7分5厘。日本囲碁界の最多勝記録は6日現在、趙治勲二十五世本因坊(56)の1404勝。

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