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囲碁棋士の坂田栄男さん死去 本因坊7連覇・文化功労者

2010年10月22日

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写真:囲碁二十三世本因坊の坂田栄男さん囲碁二十三世本因坊の坂田栄男さん

 囲碁棋士として初の1千勝達成や本因坊7連覇など多くの記録を打ち立てた、二十三世本因坊で文化功労者、元日本棋院理事長の坂田栄男(さかた・えいお)さんが22日午後0時21分、胸部大動脈瘤(りゅう)破裂のため東京都内の病院で死去した。90歳だった。葬儀は近親者のみで営む。喪主は妻鐵枝(てつえ)さん。

 東京生まれ。増淵辰子八段門下で、1935年入段(プロ入り)し、55年九段。61年の本因坊戦で高川秀格本因坊を破り、以後7連覇。のち名誉本因坊を名乗り、98年に二十三世本因坊の称号(号は栄寿=えいじゅ)を得た。旧名人戦で名人2期、十段5期、王座7期など獲得タイトル64は歴代2位。実力制で初の名人本因坊になった。

 切れ味の鋭い棋風で「カミソリ坂田」「シノギの坂田」などと称された。昭和30年代には、豪快な棋風の藤沢秀行名誉棋聖と並び「坂田・秀行」時代を築いた。所属する日本棋院の理事長を4期8年務め、92年、囲碁界初の文化功労者に選ばれた。00年、80歳を機に現役を引退した。

 通算成績は1117勝654敗16ジゴ(引き分け)。著書に「坂田一代」など。

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